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茶事と火相・湯相、炭と下火と灰形と灰について

茶事に

客として呼ばれているうちは、あまり気づかなかったけれど

自分で茶事をして

また半東として茶事を手伝ってみると

火相・湯相

がとても気になる


茶の湯が

茶事が

濃茶一服をもっとも尊ぶ

のならば


茶事では

亭主には

また、客にも

火相と湯相に対して

茶人としての責任があるんだ


懐石を伴う茶事では特に

その進め方にも

炭手前にも

さらに、その前の下火にも

沢山の秘密があり


そのためにも

炭にも

灰形にも

さらに、その前の灰にも

灰作りにも

いろいろな技術がある


実に微妙で

実に難しくもあり

だからこそ

実に面白く

実に美しい


しばらく

炭や下火や

灰形や灰や

湯相や火相について

遊んでみようと思っている
by so-kuu | 2012-06-13 00:39 | 湯相・火相(炭・灰) | Comments(0)

即座に… ~四畳半茶室は小間か?広間か? の一例

こんな会があった


春の炉の茶事

四畳半に

風炉先屏風

蒔絵の炉縁

二字縦一行の書


炭手前に続いて

雛祭の趣向で懐石

中立


後座には

掛花入

萩茶碗に濃茶が練られた



さて

濃茶一服の後

和やかな薄茶の歓談の中で

お客さまが言った


「小間なら、木地の炉縁よねえ」








ビックリ







(・・・広間なんですけど

・・・風炉先があって

・・・塗り炉縁ですが?・)







ご亭主は、客の言葉を、ただ受け流していたけれど

取り合わせによる趣向・メッセージは伝わらなかった、ということになるな

ご亭主のご苦労を思うとせつないものあり








追記:



個人的には

茶事のその最中に、ご亭主の趣向についてとやかく言う、

というのは慎みたい

たとえ

いわゆる茶の湯の約束に外れていることがあったとしても

その日その場で、茶事の最中に

客がご亭主の道具組みや趣向について

批判的と受け取られるようなことを言うのは控えたい

何かしら道具が足りず

理想の道具組み、とはいかないことも

自分で茶事をしたことのある人なら、わかるはず


さらに残念なのは

客が小間の茶、と捉えたのは、思い込みによる誤解だ、ということ


ご亭主は、その日は広間の茶のつもりで、四畳半を使ったのは明白だったと僕は思う

風炉先出てるし

塗の炉縁だし

しつらい・道具組を見渡せば

初座の席入の時点で

即座に

今日の四畳半は広間の茶だな

と受け取れるはずだと思うんだけど?

さらには

懐石も懐石の道具も

雛祭の華やいだ趣向だったし


どこをどう見ても広間的なお茶だったように思う


どこを見て

何にどう感じて

「小間の茶」になったんだろう?


考えてみる

軸が短めだったから?

後座の花が、大きめの置花入に桃、でなく、小さめの掛花入だったから?

花入が渋い時代の籠だったから?

主茶碗がほっこりとした萩だったから?

あとは

水指が土もの、かつ棚なし、だったから?
(これについては小間と誤解させる可能性もなくはない・・・でも風炉先屏風出してるしなあ)


客には客で、小間、と受け取る理由があったのかも?

または、台目の小間と八畳の広間を持つそのお客には、
四畳半は広間としても扱える、
四畳半を小間扱いにしたり広間扱いにしたりと使い分けて茶事をする、という感覚がないのかも?
四畳半は小間、という思い込みがあるのかも知れない

(このへんの感覚の違い、先入観による思いこみが、今回の残念な一件の主因だろうと感じる)


単純に

思い込みとは、怖いものである


とにかく

客は、亭主の心入れを汲み取ろう、と努めなくっちゃ


客も亭主をもてなすのである


今日のこの道具組みで、取り合わせで、ご亭主は何を表現しているのかな?

ということを考えながら席に臨めば

残念なもったいない事態は避けられるように思う


主客ともに一会を楽しむ


そのためにこそ、茶人には、さまざまな稽古・修練があるんだ

なにより、茶事に臨むには、客にも茶人としての心得が要り、責任がある


茶事では、客にも客の技量というものが問われている


(そのために、例えば、四畳半における炉縁や風炉先にピンと来るかどうか?といったちょっとしたことが具体的に茶の湯の成否の鍵を握ったりするんだな、というのが、この話)


さてさて


茶事こそ、茶人の本番。


そのためにも、「即座に…」の心得を肝に銘じておきたい
by so-kuu | 2012-06-07 06:55 | 茶事 | Comments(8)

即座に… ~四畳半茶室は小間か?広間か?の見分け方

茶事にて、席入りした四畳半が、小間なのか?広間なのか?


という話



四畳半は、小間としても、広間としても使える

ということになっているので

その日の茶事でのその四畳半の扱いは、小間か?広間か?

を客は必ず見極める必要あり


判断の仕方としては、


・炉縁の種類

木地なら、小間
塗りなら、広間

・風炉先屏風の有無

風炉先なければ、小間
風炉先あれば広間


あとは

・棚の有無
・道具の種類
・その他、その茶事の趣向

なども参考にはなる


なにより


ある茶事において

亭主がその四畳半を小間としているのなら小間
亭主がその四畳半を広間としているのなら広間

客になったら亭主の心入れを十分に汲みとること
亭主になったら客に心入れを十分に伝えきること





追記:


聞けば当たり前の

茶の湯の約束事

茶人としての素養

がいろいろある


そうだよね、ときけばわかる、というレベルでなく

しっかりと自分の身に沁みていなくっちゃな

と感じている


そうでなくては

茶事において

ご亭主の心入れ・意図するところを

即座に読み取り、汲み取り、

一会を共に楽しみ味わうことはできないだろうから


(なんだか、当たり前のつまらないことを書いたけれど、こういうことも身につけておかないと、ちょっと困ったシチュエーションになることもある → その話は次のページで…
by so-kuu | 2012-06-07 06:49 | 茶事 | Comments(0)

即座に… ~四畳半茶室は小間か?広間か?

即座に、ということ。


例えば


茶事に呼ばれて

初入にて

四畳半茶室で


床を拝見し

炉辺を拝見して


さて

この四畳半は?

小間だろうか?

広間だろうか?


あなたなら

どう判断する?



(→答えは、次のページにて)
by so-kuu | 2012-06-05 12:14 | 茶事 | Comments(0)

即座に ~呼んだり呼ばれたりのために

茶の湯とは、呼んだり呼ばれたり、である

であればこそ、

即座に

ということが大切になるんだろう


あの人なら

と呼んでくれたご亭主に応えなくっちゃ


ご亭主の心入れに応え

ご亭主の茶の湯を味わい

主客共に一座建立し

そういうことが茶の湯で

それが出来ないと

次は呼ばれない
かもしれないのだ


そしたら、

呼んだり呼ばれたり、にならない


おお、怖!

でも

それがまた

面白いのかも
by so-kuu | 2012-06-05 12:13 | 茶事 | Comments(0)

あの人では…

あの人では

私の茶の湯はわかるまい


あの人を呼んでも

面白い茶の湯になりそうもない


あの人には

面白い茶の湯は出来そうもない


あの人の茶の湯には

呼ばれたくないなあ


あの人だけは

二度と呼ぶまい


そんな茶人になったらしまいだ

というか

それ、茶人じゃねえなぁ


精進精進!
by so-kuu | 2012-06-05 12:12 | 茶人 | Comments(0)

あの人なら…

あの人なら

面白い茶の湯をやりそうだ


あの人の茶の湯になら

是非とも呼ばれたい


あの人なら

私の茶の湯をわかってくれそうだ


あの人を呼んだら

面白い茶の湯が出来そうだ



…そんな茶人になりたいものだ


精進精進!
by so-kuu | 2012-06-05 12:12 | 茶人 | Comments(0)

茶の湯とは、呼んだり呼ばれたり、である

呼んだり、呼ばれたり

それが何よりの

茶の湯の稽古法



ということを書いたけれど


呼んだり、呼ばれたり



茶の湯の稽古法というより

むしろ

茶の湯の目的であり

茶の湯そのものである

とも言えるだろう



***

茶の湯とは、呼んだり呼ばれたり、である。

***
by so-kuu | 2012-06-05 12:11 | 茶の湯とは… | Comments(0)

呼んだり、呼ばれたり ~茶の湯の稽古法として

茶事に呼ばれると

ご亭主の茶の湯から

何かしら感銘を受けたり

何かしら感想を持ったりするので

自分が茶事をするときの役にも立つ


茶事の亭主をすると

亭主の苦労や気持ちがわかって

また、お客さまに助けられて感動したりして

次の茶事では、よりよい客になれる


茶事の亭主をすると、よい客になれる

茶事の客をすると、よい亭主になれる


面白いな


茶の湯の稽古法もいろいろあるけれど

呼んだり、呼ばれたり

それが何よりだな
by so-kuu | 2012-06-01 00:05 | 茶人 | Comments(0)