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マイ茶の湯灰の手入れ (炉灰 その2 土用干し 2014)


ここ数日
東京では
炎天が続いて
夕立もなく

炉灰の手入れにはもってこい

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さて

僕は
今年は

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というのは
炉中の灰のうち、
炭クズや熨を含む灰・・・A
を取り上げて、
それを水漉しして、乾かした

土用の今、手入れするのは、
炭クズや熨を含まない灰=不純物を含まない灰・・・B



当然、ゴミや熱に負けた炭の微粉末などの不要物を取り除く水漉し分別は要らない

簡単に言えば、
一旦濡らしてから、
天日干しして適度に乾かし、
容器に入れて保管する

ということ


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・炭クズ・熨などが混じっていれば、はじめに、灰を篩う
 (粗目篩、大きなゴミを取るのが目的)
・炉灰に水を加える
 (ヒタヒタになる程度、最低限でよい)
 *水が多過ぎると灰のアクが抜け過ぎる
 (アクといっても、それが風炉灰にとって有用成分みたい。なので抜き過ぎない)
 *その意味で、僕は、灰を広げて、番茶を掛けて、手で揉んで、乾かして、を繰り返す、というタイプの手入れ法は採用していない

・かき混ぜる
 (灰と水を均一に混ぜ合わす)

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・すぐに浮いてくるゴミ・炭クズ・泡状のアクは掬い取って捨てる
・水漉し①細目篩
・水漉し②極細目篩
 *上記の通り、今年は、立夏の頃、炉の上の方の(=灰クズや熨などが混じった)灰は全て取って、先に手入れした
 *なので、この土用に手入れする灰は、水漉ししない
 (灰クズや熨などが混じっていないから水漉し不要、との判断)
・しばらく放置
 (一晩程度、トロトロ灰と上澄み液を分離させる)
・上澄み(透き通った水)だけを捨てる
 (この時灰を一緒に流さないこと)

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・トロトロの泥状の灰だけが残る

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・日なたに新聞紙を広げる
 (5・6枚程度、新聞紙の吸水力が灰の渇きを促進)
 (新聞紙なら灰が乾いた際にキレイにはがして回収出来る)
 (更に新聞紙を乾かして粉状の灰を筆で容器に掃きとれば灰のロスが殆どない)
 (*タオル・茣蓙など使うのはオススメ出来ないな。灰が入り込んで、乾いても取れない分が多くて、相当のロスになる…お灰さまがもったいない)
・モッタリ泥灰を広げる
 (おはぎ状に並べる)
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・上に一枚新聞紙を乗せる
 (ホコリよけ)
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・灰を適度に乾かす (丸1日から1日半程度か、天気に依るので様子見ながら)
 *分厚い煎餅のようになった灰を取り、割って、中の渇き具合・湿り具合を確かめる
 *あるいは、一つ取ってみて、手で握って丸めてみる (ポロポロでまとまらないなら乾き過ぎ、泥団子状の灰から水分がにじみ出るようならもう少し乾かしたい)
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・灰保管容器に取り込む
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作業はここまで

・炉開き前まで保管

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夏の土用のうちに炉灰の手入れが出来



そして明日はもう立秋だな




by so-kuu | 2014-08-06 22:04 | 湯相・火相(炭・灰) | Comments(0)
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