マイ茶の湯灰の手入れ (風炉灰編)

マイ茶の湯灰の手入れ (炉灰編)

に続き、

マイ茶の湯灰の手入れ (風炉灰編)

も書きつけておく


日々の灰手入れは基本的に炉灰と同じ

大きく違うことだけメモる


炉灰はシーズンが終わったら「水漉し」で不要物を取り除いて、「土用干し」をして保管するけれど、
風炉灰は、もう決して水を潜らせない、ということ
理由は、灰のアクに含まれる有用成分が溶け出してしまうから

また

炉の灰には、尉を分別・再生して、補充することが出来る
炭を燃やせば燃やすほど、炉灰は増えてゆく、とも言える

一方の、風炉灰は、炭火を燃やして、尉を取り除くごとに、少しずつ減ってゆく
少しずつ、とは言っても
風炉灰からカスを除く際に灰そのものも一緒に取ってしまうもの
風炉灰をキレイに保とうとすればするほど、風炉灰はどんどん減ってゆく

とにもかくにも、
風炉灰は減ってゆくものだ、ということは、しっかり肝に銘じておかないと


そして
であるならば

風炉灰を扱う時は、
必ず、下に新聞紙などを敷き、
こぼれた風炉灰は、わずかたりとも、必ず回収すること
微量の灰を集めて掬うのに、筆やプリペイドカードなどが便利


さて

日々の手入れはよいとして、

風炉の季節がが終わったら、どうするか?

・粗目と中目の篩いで、風炉灰を2度篩って、ゴミ・不要物を完全に取り除く
・容器に入れて保管
*ある程度湿気のあるところがよい、とも言う
*たまには空気に触れさせるとよい、とも言う


では
前述の通り減ってしまった分の灰を、どう補うか?

というと、5・6年使った炉灰の一部を原料に、風炉灰を作るのである

・炉灰をよく乾かす
・炉灰を乳鉢などで摺るなどして、粒子を適度に細かくする
・既存の風炉灰に必要なだけ混ぜる
*一般的な風炉灰なら、これで量を維持出来る
*本当に上等の灰には、新しく作った風炉灰を混ぜない、というお茶人さんもいるだろう
*手持ちの風炉灰を、その質で区別して、それぞれを別の容器で保管するひともいる


(「風炉灰の作り方」の詳細は、追って別のページで書こうと思う)
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by so-kuu | 2013-07-12 23:00 | 湯相・火相(炭・灰) | Comments(0)
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