茶事にて、席入りした四畳半が、小間なのか?広間なのか?
という話
四畳半は、小間としても、広間としても使える
ということになっているので
その日の茶事でのその四畳半の扱いは、小間か?広間か?
を客は必ず見極める必要あり
判断の仕方としては、
・炉縁の種類
木地なら、小間
塗りなら、広間
・風炉先屏風の有無
風炉先なければ、小間
風炉先あれば広間
あとは
・棚の有無
・道具の種類
・その他、その茶事の趣向
なども参考にはなる
なにより
ある茶事において
亭主がその四畳半を小間としているのなら小間
亭主がその四畳半を広間としているのなら広間
客になったら亭主の心入れを十分に汲みとること
亭主になったら客に心入れを十分に伝えきること
追記:
聞けば当たり前の
茶の湯の約束事
茶人としての素養
がいろいろある
そうだよね、ときけばわかる、というレベルでなく
しっかりと自分の身に沁みていなくっちゃな
と感じている
そうでなくては
茶事において
ご亭主の心入れ・意図するところを
即座に読み取り、汲み取り、
一会を共に楽しみ味わうことはできないだろうから
(なんだか、当たり前のつまらないことを書いたけれど、こういうことも身につけておかないと、
ちょっと困ったシチュエーションになることもある → その話は次のページで…)