水指の蓋を取りましたら
塗蓋であれば
普通、水指の勝手付き側面に立てかけましょう?
けれども
大蓋とか
水指の形が特殊、だとか
お棚の都合だとか
蓋が水指側面に立てかけづらい場合もありますねぇ。
そんな時は
水指の蓋を風炉先屏風に立てかけるんです。
で、その際には、必ず風炉先屏風の骨(木部)に立てかけること。
紙の部分には絶対に触れないこと。
古い風炉先や立派なものは、とかく、紙部分が弱いもの。
紙を傷めないように。
また、柄や字・落款・花押などを損なってはいけませんから。
水指の蓋を風炉先に立てかけるときは、必ず骨の部分に立てかけることですよ。
(大先生語録)