<   2014年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

【目次】 「井戸茶碗展」をみる 根津美術館 (井戸茶碗拝見記)

2013年の初冬に

根津美術館を訪ねた

「井戸茶碗展」をみに

古来茶の湯茶碗の最高峰とも謳われる井戸茶碗は、
そのほとんどは、美術館か、お数寄者さんのお蔵深くに眠っている
所有を公にしない、文字通りの「秘蔵」の品であることも多いよう
そんな井戸茶碗が多数一堂に会する、貴重な機会
(企画者、所蔵者、関係各位に感謝)


その数、なんと、74口!
見応え、あり過ぎて
会期中3回観に行くことに


3回それぞれに、僕の眼は、いくつかの出会いを得た

振り返っても、思うところ多々あり


何度かに分けて、書き留めておこう・・・



***

【目次】 「井戸茶碗展」をみる 根津美術館

その1 拝見1回目
その2 拝見2回目
その3 拝見3回目

その4 大井戸編
その5 小井戸(古井戸)編
その6 青井戸編

その7 総評・まとめ

その8 井戸茶碗をどうみるか?(マイ井戸茶碗試論)

(の予定)


***
[PR]
by so-kuu | 2014-02-11 23:37 | 茶道具 | Comments(0)

「井戸茶碗展」をみる 根津美術館 その3 拝見3回目 (井戸茶碗拝見記)

「井戸茶碗展」をみる 根津美術館 その2 拝見2回目 (井戸茶碗拝見記)
編集 | 削除
根津美術館を訪ねた

「井戸茶碗展」をみに

その数、なんと、74碗!

見応え、あり過ぎて

会期中3回観に行くことに


その3回目

特に僕の目に留まったのは・・・

・大高麗
◎佐野
☆細川
◎+毛利
☆柴田



(詳細は別ページにてじっくり書いてみよう・・・)
[PR]
by so-kuu | 2014-02-11 23:28 | 茶道具 | Comments(0)

「井戸茶碗展」をみる 根津美術館 その2 拝見2回目 (井戸茶碗拝見記)

根津美術館を訪ねた

「井戸茶碗展」をみに

古来、茶の湯茶碗の最高峰とも謳われる井戸茶碗が一堂に会する、貴重な機会

その数、なんと、74碗!

見応え、あり過ぎて

会期中3回観に行くことに


その2回目

特に僕の目に留まったのは・・・


☆細川
◎佐野
○+蓬莱/武野/紹鴎
○+難波江
○瀬田
○美濃 ・・・有楽と毛利と美濃、兄弟みたい
・有楽 ・・・黄色味がなく白赤灰色で、比較的寒々しく感じられた
○本阿弥/玉川
○雨雲
☆柴田
[PR]
by so-kuu | 2014-02-11 23:25 | 茶道具 | Comments(0)

「井戸茶碗展」をみる 根津美術館 その1 拝見1回目 (井戸茶碗拝見記)

根津美術館を訪ねた

「井戸茶碗展」をみに

古来、茶の湯茶碗の最高峰とも謳われる井戸茶碗が

なんと、74碗!

見応え、あり過ぎて

会期中3回観に行くことに


その1回目

特に僕の目に留まったのは・・・


◎+毛利 ・・・なんか見覚えがあるような・・・あ、有楽井戸に似てるんだな
・玉水 ・・・デカ!大容量No.1
◎佐野 ・・・内側シミ多いのが惜しいけど、喜左衛門よりいいような気も
・土岐 ・・・形すき
・常盤 ・・・MOAに続いて2回目のご対面
・少庵 ・・・みたかった一碗 貫入が細かくシミ色濃いのが特徴的 高台が大きめで 平たい



(続く)


(「井戸茶碗展」をみる 根津美術館 (井戸茶碗拝見記) 【目次】 はこちら)
[PR]
by so-kuu | 2014-02-11 23:16 | 茶道具 | Comments(0)

マイ雪の茶

春立つ今日に

この寒さよ


今日は間違いない・・・

五感が言うから


急いで家に帰る


たっぷりの炭を熾して

広口の大講堂釜をかけて

部屋をあたためる


湯が沸いてきたら

饅頭を蒸す


筒茶碗に

しぼり茶巾で

大服の熱いお茶


暦の上では立春

でも

いま・ここ



雪の茶の湯


誰か訪ねてこないかなあ



(雪がすぐに雨に戻り止んでしまったのが残念・・・でも、それもまた自然だ)






***

「秀吉公或雪の夜、利休か侍座せしに、今よひ町に茶の湯すへきものハ誰そと御たつねあり」
(『茶湯古事談』)

***

上立売の針屋
ならずとも

それがし仕り侯ハん!








[PR]
by so-kuu | 2014-02-04 22:00 | 茶事 | Comments(3)

針屋宗春 或る雪の夜の茶の湯 (『茶湯古事談』)

***

秀吉公或雪の夜、
利休か侍座せしに、
今よひ町に茶の湯すへきものハ誰そと御たつねあり、
上立売に針屋か仕り侯ハんと申上る、
左あらハ汝をつれて御成あらんとて、即剋御成ありし
其時の針屋は纔に四問間口の家にてありしとなん、
此事前に記せし大晦日の事にや、又前の夜の事にや、今知るへからす、
針屋か事にも異説あり、
左にしるしぬ、針屋宗真方へ朝茶の湯に細川三斎、利休を招請するとて露地の外まて水打そゝき、戸も明かけ、何れ客待けしきなりしに、
折節秀吉公 聚楽より伏見へ御成あらんとて御通り、
不斗御目にとまり、御駕をとめられ、御たつね有しに、
宗真と申者の宅にて、今朝ハ越中守、利休をまねき候由申上しかハ、
かねて御聞及ひ被成し茶人也、幸のホなるほとに、茶師に御あひ被成んとて待合へ御入有しかハ、
宗真急き御迎に罷出、数寄屋へ請し奉り、
まつ釜をあけて炭を多くいれ、釜を勝乎へ取入、湯をすて、あたらしき水を入、ぬれ釜なから持出てかけ、
扨三方に洗米・熨斗を添へて差上、会席なしに中立あそはされ、
其間湯わきいつると御案内申上、
御入ありて、小茶碗を持出て茶一掫ひ入て毒味せし、其小茶碗ハ勝手へ入、
扨定法のことく御茶たてゝ上ぬ、
殊の外御感あり、
則知行百石、永代の御朱印にて下しおかれ今に領しぬ、
扨御立ありし跡にて三斎・利休ヘハ料理出し、茶をたて出しぬ、
此針屋今に家相続せしとなん

(『茶湯古事談』)

***
[PR]
by so-kuu | 2014-02-04 21:00 | 茶人 | Comments(0)

細川三斎の茶 その6 竹花入 「前へフミ出シタル心ノ竹吉ソ」 (永青文庫)

b0044754_20405597.jpg



(*2013年初夏の展覧会について、ずいぶん日が経ってから書く … というのは、ちょっと大事に温めていたことがあって、それが僕の中でまとまってきたから)


永青文庫の
「細川三斎の茶」展
書状・釜・茶杓が特に見もの

かつ、
他にも優品多数・・・

個人的には、
竹花入について、
一大発見があった

茶の湯
茶人
茶剣禅一如

といったことについて
大いに感じさせられた

嬉しい機会となった



茶人としても世に聞こえた細川三斎

道具の目利きにも優れた彼は
竹花入の造形に一家言あったそうだ

曰く

***

前へフミ出シタル心ノ竹吉ソ

***

即ち

前に踏み出しているような感じのする竹がよいのだ

ということか

自然に生えている竹の
そういう風に見える部分を採り
そういう風に見えるように切って花入に仕立てろ
ということなんだろう


実際に

永正文庫の「細川三斎の茶」展で観た花入れもまさしくその言葉を体現したナリ
(トップ画像)


さて
何を隠そう、
僕は
三斎のこの言葉を知る前に
同じように
姿が良い
胸を張ったようなやや前傾の姿勢がよい
と感じていた


それで
展示品に添えた解説に上記の言葉を見つけて嬉しくなったのだった



というのも
それより前に
古田織部作の竹花入をみた時
違和感を感じていた
その竹花入は、腰が引けた姿、だったのだ
(*このことは以前に書いている)



それだけに

三斎の花入の

「前へフミ出シタル心」

が嬉しかった


これは
僕が武道を嗜むからかもしれない


でも
武道をやらない人でも
ナニカシラ感じるのでは?



竹花入に

いろんなものがみえることだ









追記:


同じく、腰が引けていたのは
MOA美でみた
△小堀遠州作竹花入
遠州は織部の弟子だ、ということでは済むまい

同じ織部の弟子の上田宗箇は凛々しい竹花入を多く残している

武人ではない
千道安も上記のような雄渾な感じのする花入を作っている

千少庵の花入は
静かだ、という感じ

強い感じはしない
けれど
遠州のようにナヨくもなく
織部のように瓢げようともせず
ただ素直なところがいいな



さてさて


面白いものだな



要は

どんな時を生きたか
どんな舞台を生きたか
どんな風に生きたか

ということなんだろう





*後世「利休七哲の筆頭格」といったようにも語られる古田織部と細川三斎について
また、別に書いておこう、と思う
[PR]
by so-kuu | 2014-02-02 23:32 | 茶道具 | Comments(0)

【目次】 「細川三斎の茶」展 (永青文庫) 

b0044754_1985185.jpg


***

【目次】 「細川三斎の茶」展 (永青文庫) 

その1 釜
その2 茶杓
その3 高山右近の書状
その4 出雲肩衝茶入・利休尻ふくら茶入
その5 茶碗 瀬戸「よびつぎ」 珠光天目 黒楽「おとごぜ」
その6 竹花入 「前へフミ出シタル心ノ竹吉ソ」 

***




参考:
展覧会紹介サイト「インターネット・ミュージアム」の記事はこちら・・・
http://www.museum.or.jp/modules/im_event/?controller=event_dtl&input%5Bid%5D=80360
[PR]
by so-kuu | 2014-02-01 19:35 | 茶道具 | Comments(0)