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甲午元日アゲイン (旧暦睦月朔日 五感あっての・・・)

また

明けました


今日は旧暦の睦月朔日

僕らが明治5年以前の日本に生きていたならば
僕らは今日新年の挨拶を交わしていたんだなあ


辺りをよーくみてみれば

冷気を貫いて日差しは明るく

鳥たちは忙しく飛び回りはじめた

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(画像WWWより)

道々の梅の蕾が膨らんでいる

青山の根津邸ではもう咲いたとか


たしかに

いかにも

新春


そして

たしかに

新暦より旧暦の方が

いわゆる日本古来の歳時記というものが感じとりやすい


但し


それよりなにより

五感あってのことだ


旧暦や月齢、日の出・日の入の時刻を書き留めたところで

アプリ「くらしのこよみ」に頼って、二十四節気・七十二候、旬の食材を知ったところで

それはそれでしかない


人はヒトで

ヒトは鳥たちと同じ動物で

ヒトは梅の蕾と同じ生き物だから


暦といういつか誰かが作った道具に頼らず

自分自身が

自分自身のカラダで

太陽の光を受け、月を眺めて

巡る時を、いま・ここ、を感じ取ること


そして

その巡る時の中で

巡りゆく太陽水や緑鳥や梅たちの中で

ヒトもまた自然として生きている、と識ること



「松たてず しめかざりせず 餅つかず かかる家にも 春は来にけり」

というのが好きな僕だけれど


今年は


掃除、ということ


と共に


まず

旬の食べもの

シンプルに調理し

美味しく食べたい


そんなことを思う今日だことだ



・・・洗心・・・
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by so-kuu | 2014-01-31 22:20 | 茶の湯歳時記 | Comments(0)

◎竹一重切花入 千道安作 (今にも一刀打ちこめそうな姿)

◎竹一重切花入 千道安作 16~17c


「剛の道安、柔の少庵」
「動の道安、静の少庵」
などという

(それが都合のいい後付け伝説で、それをもって後世に千家名物が捏造されていなければよいのだけれど)

さて

この花入

太くて大きい
いかにも、いわゆる道安好

それはそれとして

僕には

姿がいい

姿勢
構え

がよい、と感じられる

顎を引き
胸を出し
膕(ひかがみ)を張って
今にも一刀打ちこめそうな姿だ

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これは、僕の勝手な観方ではある

けれど
面白いことに、
数々の武功を挙げた戦国武将、細川忠興(細川三斎)も、僕と同じようにみていたらしく、
竹花入について、同じようなことを言っている

(それは、別のページで改めて書くことにする)
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by so-kuu | 2014-01-30 22:05 | 茶道具 | Comments(0)

冬の土用 (春を待つ、寒修行の頃)

暖かかったり寒かったりする


日中にはマフラーを外したり

夜には生姜湯を飲んだり



往く冬と

来る春と

陰陽せめぎ合う


冬の土用だ


土用と言えば

鰻の旬は(夏ではなくて)冬


寒修行に励んで

身口意の業を浄めて

晴れて満願・節分・立春のあかつきには

美味しい鰻を食べにいきたいな


精進精進


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by so-kuu | 2014-01-30 22:00 | 自然ということ | Comments(0)

【茶書】 はじめて学ぶ茶の湯〔表千家流〕 堀内 宗心 (著, 監修)

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はじめて学ぶ茶の湯〔表千家流〕

堀内 宗心 (著, 監修)




堀内兼中斎宗匠のご本は全て繰り返し拝読している


新刊の発売を知って、さっそく書店へ

世界文化社から既刊の、堀内宗心さん指導のシリーズ本を再構成して、加筆した感じ
新たなコラムなど付され、読み応えもあり
写真も充実
図説も親切

特に初心者にはうってつけの良書、と思う

流儀を問わず、
また、初心者・ベテランいずれも、
茶人が蔵書に加える価値のある1冊だと思う




追記:

もちろん、
既刊のシリーズ本を揃える方が、より深い内容に触れられる
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by so-kuu | 2014-01-23 22:55 | 茶書 | Comments(0)

道安好みと少庵好み (史実?伝説?)

「剛の道安、柔の少庵」

「動の道安、静の少庵」

などという


史実?

それとも

伝説?


誰かさんが、都合いいように、後付けした作り話で、
また、それをもって後世に千家名物が捏造されていなければよいのだけれど
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by so-kuu | 2014-01-22 23:00 | 茶人 | Comments(0)

茶の湯とは、癒し、である。

 
 
***

茶の湯とは、癒し、である。

***














すくなくとも、今の僕には、茶の湯はひとつの癒しだ。
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by so-kuu | 2014-01-22 22:26 | 茶の湯とは… | Comments(0)

利休とその系譜 畠山記念館 少庵作茶杓 道安作竹一重切花入 熊川茶碗銘若草 など

(憂きことも多いこの世で

美しいことに触れる

美しいものに触れる

ということは

僕にとって

癒し


なので今年も・・・)


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畠山記念館を訪ねた

冬枯れの露地を歩いて

茶室をみてまわり

展覧会へ


「千少庵没後400年記念 利休とその系譜」

出品目録はこちら


僕は少庵の茶の湯が好きなので

去年今年と少庵を記念した展覧会が多くて嬉しい


---



◎兀庵普寧墨蹟 法語 13c 元

墨蹟って感じのおもいお軸



春屋宗園墨蹟 細字一行

茶掛って感じの軽いお軸
石畳文の上下など、表装派手
遠州時代ってことか


*各種「消息」について

手紙を覗き見する、というのが苦手な僕
特に内容がよい、古の茶の湯が偲ばれる、というのでもなければ、
つまらない内容なのに筆者が利休さまなら、お茶人さんなら、ありがたや、というのはどうも・・・

今回については、特に見るべき消息はあったろうか?


◎瓢箪達磨図自画賛 千宗旦筆

「瓢箪の達磨に成もどふりなりあしの葉にのる程の身なれハ」
下に薄墨、二筆でひょうたんを描く
さらり、からり、とて吉そ

○舟図自画賛 覚々斎筆 17~18c

これまた、さらさらとしてよし
こういう軽さはいいなー


◎竹一重切花入 千道安作 16~17c

「剛の道安、柔の少庵」
「動の道安、静の少庵」
などという

(それが都合のいい後付け伝説で、それをもって後世に千家名物が捏造されていなければよいのだけれど)


さて

この花入

太くて大きい
いかにも、いわゆる道安好

それはそれとして

僕には

姿がいい

姿勢
構え

がよい、と感じられる

顎を引き
胸を出し
膕(ひかがみ)を張って
今にも一刀打ちこめそうな姿だ


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これは、僕の勝手な観方ではある

けれど
面白いことに、
数々の武功を挙げた戦国武将、細川忠興(細川三斎)も、僕と同じようにみていたらしく、
同じようなことを言っている
(それは、別のページで改めて書くことにする)


◎+ 竹茶杓 千少庵作

蓮弁形の櫂先
やや下り節
細目のおっとり
なだらかな蟻腰

少庵らしい、と言えるだろう
(確かに本人作であれば)




(続きはまた書こう)
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by so-kuu | 2014-01-22 22:24 | 茶道具 | Comments(0)

銘 という不思議なもの

手持ちの赤楽茶碗に銘をつけてみた


茶事の道具組みを考えていて
能の物語のワン・シーンを
茶碗の銘としてみた


銘 花の雪


この赤楽茶碗
実は
あまり気に入りではなかった


それが
銘をつけると
また違って見える


不思議だ


その趣向
その道具組み
その茶事の中で
活きそうだ

というのと

なんとなく思い付いた
「花の雪」という言葉が

赤い椿に積もる雪、にも
雪中梅、にも
桜吹雪、にも
そして、
遥かに望む山桜、にも

色々に感じられる

となると
炉の季節を通して使えるような
そんな気がしてきた


茶の湯における



というもの


別になくてもいいものなんだけれど

面白いものでもあるなー



よい茶事になりますように
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by so-kuu | 2014-01-20 22:37 | 茶道具 | Comments(0)

結び柳のきまりどこ 【大先生語録】

稽古場の正月飾り、

床の結び柳を改めて見た大先生がひとこと


***

ちょっと輪が低いわね

***


床全体のバランスかな?

掛物の絵との兼ね合いかな?


柳の輪の位置を少し上にし直すのを手伝っていると



***

慎重になさいよ

柳の枝は柔らかいようでも

折れてしまうことがあるんです

折れてしまうと

折れたところから水が浸み出すんです

ポタポタと水が落ちて

床畳を汚してしまうこともあるんですよ

***


ははあ

なるほど

そうなんだ


知っている人には当たり前なのかもしいれないけれど


お茶人さんの長年の経験値、ってすごいと思う


あるいは

大先生も

そのまた先生に

こうして仕込まれたんだろうか?



そうして

伝えられてきたことが

受け継がれてきたことが

茶の湯の中には

沢山あるんだろう


有難いことだ


そうした

「きまりどこ」

すなわち

「茶の湯のきめどころ」



ものにしていきたい



 【大先生語録メモ】
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by so-kuu | 2014-01-17 22:52 | 茶人 | Comments(0)

松たてず しめかざりせず 餅つかず かかる家にも 春は来にけり

正月のお飾りを片付けながら想う・・・


***

松たてず しめかざりせず 餅つかず かかる家にも 春は来にけり

(深草元政上人)

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***



巡る時の中で


茶人として

その前に人として

その前に動物として


生きていこう


日の明るさと

風の冷たさが

丁度今頃のようだ







趣向趣向、季節季節、と言わずとも、茶の湯は出来る

なんでもない茶の湯をしたいと思う
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by so-kuu | 2014-01-07 22:15 | 自然ということ | Comments(0)