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たんぽぽの綿毛 (マイ歳時記 穀雨2013)

花をつけていた

たんぽぽ




そうか

もう

綿毛をつけている



穀雨に打たれ

風を受けて

種を飛ばしている



そんな種を

ある年

いくつか失敬して

我が家の路地の

割れたコンクリートの隙間に

突っ込んでおいたら

以来毎年

花を咲かせ

種を飛ばしている


古田織部はたんぽぽを好み

露地にも植えた、とか


僕もたんぽぽが好きだ


たんぽぽの綿毛が

晩春の風に飛んで

種がどこかに落ちて

そこで根を張り

芽を出し

葉を広げ

花を咲かせ

また種を飛ばす

茎が萎れ

葉が地べたを這い

夏と秋と冬を越し

またの春

同じように・・・


そんなことを

想像しながら

いつもの道を歩く


雨上がりの朝





追記:


たんぽぽの綿毛が飛び去っていけば

夏もすぐそこに

清々とした

ほととぎすの頃

初風炉の時期もやってくる

よく晴れた日に

灰の手入れをしなくっちゃ・・・
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by so-kuu | 2013-04-27 15:14 | 自然ということ | Comments(0)

熊川茶碗 千歳 (五島美術館)

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熊川茶碗「千歳」をみた

五島美術館、「時代の美」展にて


熊川形だ

腰の丸み
端ぞリ

肌合いも熊川ならでは
細やかな貫入の出た乳白色の釉
硬くザリザリッとした土味
そのコントラストがいいんだろうな

「千歳」は
何より
高台が高いのが特徴的
なんとも腰高
その分腰のふっくら感は弱いと言えるかな

隣に置いてあった井戸茶碗「美濃」も高台が高いけれど
それと肩を並べているようにも見えるのは、この腰高のせいもあるのかも

特に一部の武家茶では
楽茶碗を用いない一方で
熊川を濃茶茶碗として重用する
と聞いたことがあるけれど

確かに
井戸にも負けぬ風格を感じさせる


でも、

千歳は、やっぱり、ちょっと、高台が高くて落ち着かないな

他の
「若草」とか
「霊雲」とか
がいいかな


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by so-kuu | 2013-04-27 12:09 | 茶道具 | Comments(0)

細川三斎の茶 その1 釜 (永青文庫)

永青文庫を訪ねた

「細川三斎の茶」展
http://www.eiseibunko.com/exhibition.html

を観に


目白台の旧大名屋敷地帯にあって
鬱蒼とした森の中に佇む
細川家の家政事務所棟、といった感じの永青文庫
別館にはご当代がご滞在中と見た
ご製作中のようだ


さて

「細川三斎の茶」展

実に見応えあり

桃山から江戸初期の千利休周辺の茶の湯、
また、何より、細川三斎周辺の茶の湯がどんなふうだったか、
を窺い知るための好資料が揃っている



△柄杓 千利休作

なんてのもあった
消耗品が捨てられず現存する、ってのは貴重なことだ
でも
間違いのないホンモノなのかな?
伝来といううものの精度ってどんなもんなんだろう?

いずれにしても
千利休「作」というのが気になる
職人に作らせただけだろう?
(茶杓にさえ下削師がいるんだから)
「所用」くらいの方がもっともらしい、と思うけどなー
なんでもかんでも、利休さまのお手柄なり、という感じはいかがか?と改めて思う
また、
利休作というだけで何の変哲もない荒物の柄杓ですら尊ぶ、というのは、これまたいかがか?と思う

だたの柄杓だ


さてさて

個人的には、
今回の展示では、
釜・茶杓が嬉しかった

それらを観るためだけにでも、
足を運ぶ価値十分にあり、と感じる


●筒釜 大西浄清作 17c
●四方釜 大西浄清作 17c

大西家2代浄清の釜が2つ同時に見られるのは有難い
瀟洒な形
そして、肌の滑らかさがなんともいえない
芦屋の鯰肌とも違う独特の感じ有

四方釜の方は、
細川三斎直筆の
「みわたせば~浦のとまやの秋の夕暮れ」
の歌が鋳出してあってオサレ

今でこそ千家十職の大西家
浄清の頃は、まだ千家のご用達ではなく、織部・遠州などの庇護を受けていた、とか
利休流を墨守したと言われる細川三斎も、利休お抱えの辻与次郎でなく、大西浄清に釜をオーダーしたんだなあ
*「墨守した」と言うのは、そう言いたい人達の後付けなのかもしれないな
細川三斎自身は、千宗易とお茶をし、同じように、千少庵とも織田有楽とも古田織部とも小堀遠州ともお茶をしたんだろう
ただそれだけのことなんだろう、と思う


●阿弥陀堂釜 17c

これも与次郎オリジナルでなく、
大西浄清作とか
ナリは結構
写しらしく、荒れ肌だ


●雲龍釜 16c

作者はハッキリしないが
辻与次郎かも、とか
小振りで
これまた優品


●天明平釜 銘 荒磯

天明とか
わりに大人しく端正な出来か
あらいそ、とも、ありそ、ともいうようだ
平たく径の大きな釜というのは
冬の茶にはよさそうだな





(・・・他の展示物については、また別に書こう・・・)
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by so-kuu | 2013-04-20 22:43 | 茶道具 | Comments(0)

玄鳥至 (マイ歳時記 清明2013)

頭の上を

ナニカがヒラリ


玄鳥至!


今日

南の国から

僕の暮らす街に

燕がやってきた


鳴き交わしながら

飛び回っている


空の青も

木々の緑も

色を増す頃


長袖がちょっと暑いか


そんな季節がやってきたんだ


今日

僕の暮らす街に

燕が飛んでいた
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by so-kuu | 2013-04-17 17:50 | 自然ということ | Comments(0)

よくある利休論に、よく感じること (利休さまさま論者は茶人たりえるか?)

 
利休論

みたいなものには

よくお目にかかる


けれど


利休の所持したもの

利休のやったこと

その全てに特別な意味がある


と考えるのは

勝手な思い込み

じゃないかな?

あるいは

希望的観測?

または

何かに囚われている?


どうして、そう

利休さま利休さま

と言い、

周りから勝手に持ち上げるんだろう?


ただ

自分の足で立って

自分の眼でみればいい

それだけなのに

そう感じることがよくある


他是不吾

ひとの茶の湯は自分の茶の湯ではない

利休さんに感心し、あるいは憧れ、あるいは尊崇しても、

利休さんの茶の湯は利休さんの茶の湯であって、自分の茶の湯でない、

ということに、コンシャスでありたい


利休さまさまと、特別扱いし、意識し過ぎる必要はないはず

利休さんも、一茶人だ

同じく、

誰もが、一茶人なはずだ


僕は

茶人でも、茶人でなくてもいいけれど


とにかく

僕は

僕の足で立っていたい

僕の眼でみたい

僕の心で感じたい


何事も構えと目付けが大事だ


すっと構えて

すっとみて

真っ直ぐにいたいのだ
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by so-kuu | 2013-04-08 22:40 | 茶人 | Comments(0)

まずは一献、改めて、お茶

***


自分の家に
お客を呼んで
お茶を一服差し上げる

なのだけれど

ただお茶一服、というのでは
ちょっと足りない

まずは
一献差し上げて
そして
改めて
一服のお茶

それが大事なんです

やってみてごらんなさい

***



やってみれば

きっとわかるだろう

それが茶の湯なのだと

その全てが茶の湯なのだと
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by so-kuu | 2013-04-08 12:21 | 茶の湯とは… | Comments(0)

本当のお茶とは、自分に出来るお茶、である。

 
 

***


自分にはとても茶事は出来ない

という人がいる

それはね、

先生と同じ茶の湯をやろう、と思うから、自分には同じことは出来ない、となる


あのね、

本当のお茶って、

自分に出来るお茶

なんですよ


***







追記:


激しく同意


名物道具も

素敵な茶室も

立派な茶会も

そりゃいろいろあるだろうけれど


結局

よそさまの茶の湯はよそさまの茶の湯

自分の茶の湯ではないのだ


逆に言えば、

自分に出来ることだけが自分の茶の湯なんだ

ということ


また

いつかは、いずれは、と

現時点で出来ない茶の湯を思い描いていても

それは今の自分の茶の湯ではない

「先生のようなお茶を」なんていうのは

思い込み、妄想、あるいは見栄だ


それより

今出来ることをやって、経験を積むことだ


いま・ここ、で、自分に出来ることを、精一杯、潔くやればいいのだ

それしかないんだな


他是不吾!

更待何時!


誰がやるか? (だれかさんじゃない)自分でしょ?

いつやるか? (いつか、ではなく)今でしょ?


いざ!

いま・ここ!
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by so-kuu | 2013-04-08 12:08 | 茶の湯とは… | Comments(0)

やってみて、習え

 
***

自分の家に、

お客を呼んで、

一献差し上げ、

お茶を点て、

茶の湯をやってみる

やってみると

すごく上手くいくこともあるし

上手くいかないこともある

通じないこともある

そこで、

どうして通じなかったのかなあ、と考えてみるんです

で、

上手くいかなかったところを、

先生のところへ習いに行けばいいんですよ

***



激しく同意

自分で自分の茶の湯をやるために、稽古もするんだ

本番なくして稽古なし

その本番とは、言うまでもなく、茶事だ


励もう
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by so-kuu | 2013-04-08 12:00 | 茶事 | Comments(0)

たんぽぽの花 (マイ歳時記 清明2013)

たんぽぽ



咲いている


道端に


陽を受けて

明るい

黄色の花


なぜだろう?

今年は

この春は

この

明るい

タンポポの花に

慰められるような

そんな気がする
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by so-kuu | 2013-04-08 07:27 | 自然ということ | Comments(0)

向付 鯛の昆布〆

マイ茶事のための
マイ懐石

いろいろ試してみよう


●鯛の昆布〆


昆布〆って簡単

でも
気付いた

肴の下処理が大事だな

薄く塩をして
水分と一緒に出てくる臭みを
一度キッチンペーパーで取った方がいい
その一手間でより美味しくなる、と思う

あとは
昆布の香りが強くなり過ぎないように
1~2時間程度でもよいみたい
使う昆布によっても違うだろう

それから
サクの状態で昆布〆にして
その後切る、ってひともあり
切ってから昆布〆にするひともあり、とか
後者でやると昆布が強い気がする
僕は前者で行こうかな

切る大きさ・形も大切
魚ごとに食感が生きるように

盛付け方
あしらいは何にするか?
掛け酢は何にするか?

にも経験とセンスが要るな

おもしろー
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by so-kuu | 2013-04-06 22:09 | 懐石 | Comments(0)