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カテゴリ:点前( 19 )

炭手前 ~釣釜の場合

炉の炭手前
釣釜の場合

手順・注意点などメモ

炭斗にカンは仕組まない *すでに茶席でカンで釣られているから
羽・火箸・香合の順に置き合わせ *同上

炉正面に座りなおして、蓋を閉めたら
左手で鉉(つる)と鎖の鈎(かぎ)を一緒に握りこんで(手は下から)
右手で鎖の高さを2目ほど上げる
両手で弦の脇まっすぐなところを持ち *その際カンが落ちないように手が当たる位下を持つと良いのでは?
釜をあげて
左膝脇に仮置し

鎖をあと2目ほど上げて
鈎の向きを改める *自分に向いているのを床向きにする

斜めに向きなおり
そこで弦を外す *右・左の順
鉉は畳中央より左側に置く
釜は畳中央まで寄せる
カンは弦の中に置く

炉正面に向き直り
その後通常の炭手前に

釜を掛けるときは上記の逆順

まず鎖を2目ほど下げてから *床向きから自分向きに

斜め向きになり
釜にカン・鉉をつけて
鎖の鈎に掛け

不要の釜敷を炭斗に戻してから

改めて鎖を2目ほど下げる
釜の蓋を羽箒で清める

その後は通常の手前に

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by so-kuu | 2014-04-03 23:40 | 点前 | Comments(0)

風炉釜の上の柄杓の向き

ちょっとしたことだけど、メモ

風炉釜の上の柄杓の向き

置く時は、
常に真っ直ぐ(時計に例えると6時の方向)に置く

取る時は、
右手を左手前方にある釜に伸ばして取るので、
取った柄杓の柄は、自然やや客付向き(5時半)となる

かざし柄杓で置く際にも、向きは、基本真っ直ぐ(6時の方向)
手のひらを抑え過ぎて柄杓の柄が勝手付(6時半)に向くことはない


※中置についてはこの限りではない
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by so-kuu | 2013-09-18 22:44 | 点前 | Comments(0)

客が菓子を食べているところに茶を出す (本当の茶の湯、そうでない茶の湯)

10月の24日だったと思う
ある美術館を訪ねた

展観料金に茶券がもれなく付いてきたので、
お菓子と薄茶を頂いた

ホールに立礼席がしつらえてある
お茶は屏風の向うで点て出し

出して頂いたお菓子はお芋系だ
この手の菓子はなかなか難敵
菓子が口中の水分を持っていってしまって、モホモホして食べにくい
それがまたずいぶん大きいもんだから、頂くのに時間がかかる

にもかかわらず、
それこそ菓子が出てすぐに、お茶が点って、運ばれてきて

ビックリ

茶碗を目の前に、
モッホモホの菓子を急いで飲み込むのに苦労しながら、
薄茶の泡がはじけていってしまうのを見つめていた

---

さて

自分が、お客さまにお茶を差し上げる時には、

お客さまの様子に気を配り、
菓子を食べているかを確認してから茶を点て、
食べ終わりそうか、を確認してから、丁度良いタイミングでお茶をお出ししたいもの

客の事を見ずに一人勝手に点前したり、
点前が始まったらノンストップ、客の様子にはお構いなし、
そんな風にはなりたくないな

主客あっての茶の湯だろうから

---

まあ、
本当に“この方にお茶一服差し上げたい!”と思ってする、自分の茶の湯では、自分の大切なお客の前では、
こんなことは起ろうはずもない、か

---

お点前して下さった方にとっても、茶を運んで下さった方にとっても、
目の前の僕は、不特定多数のうちの一人で、
真の意味で客ではなかったんだろう、と思う

きっと、
そのいわゆる呈茶は持ち回りのお役目か何かで
アルバイトかボランティアのようなもので
お点前も半ば流れ作業で
客の顔も様子も見ないのかもしれない

僕も彼女たちにいろいろ求めるつもりは全然ないんだけれど


一服差し上げる、ということとは?
点前において本当に大切なこととは?
茶人の力量とは?
茶の湯とは?


考えさせられ、勉強になった
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by so-kuu | 2012-11-14 20:01 | 点前 | Comments(0)

三重棚の天板には・・・

「三重のお棚の天板には、

ものを置かないものですよ。

二重の棚の天板ならば茶入や袋などを置きますけれど。

三重の棚の場合は、茶入や袋は二段目の棚板に置いて、

三重の棚の天板にはいつでも空にしておくものなんです。」



(大先生語録)



注記:

*ここで言う「三重の棚」とは“水指を置く板を含んで三重で、水指の上の板が二つ重なっている”という意で使われている。

具体例を挙げて整理すると・・・

天板にものを置く棚・・・ 桑小卓(地板・中板・天板だが、水指の上には天板しかないので、そこにしか置けない)

天板にものを置かない棚・・・ 二重棚三重棚など(地板・中板・天板だが、水指の上の板が二重または三重になっている)

*点前においては、

たとえば、
薄茶器は天板ではなく、二番目の棚にかざる
濃茶入の袋も、薄茶器と同じ二番目の棚に置く
というようなこと


*まあ、こうした約束事は、流儀によって違いもあろう



(以上、備忘録)
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by so-kuu | 2012-11-04 12:18 | 点前 | Comments(0)

かくさないこと (ありのままでいいんです)

(ある日の稽古にて、濃茶点前を終えたところ…)


「結構でした。

結構でしたけれども・・・

うーん、まあ・・・

まあ、そのまんまでいいわ…



お濃茶ですからね、

ピシっとしていなければいけません。

薄茶点前はサラサラと。

そういうことはありますけれど。



そうねぇ。

あなたは何年になる?

そう。

やはり、段々と、年々に、身についていくものなんですね。


初心者は初心者。

10年のひとは、10年なり。

30年、40年、50年・・・

と、それぞれに、それなりのものがある。


何十年もしたお茶人さんなら、

点前を見れば、だいたいわかります、

その人がどのくらい稽古してきたか、

その人がどんな風に稽古してきたか。


ですからね、

隠してはいけませんよ。


長いお茶人さんの前で、

自分の欠点を隠そうと思っても、隠せるものでは無いんです。

上手くやってやろう、などと欲をかいても、見透かされるんです。


自分そのまま、ありのままでいいんです。

ただ、素直に、その時出来ることを、一所懸命やればいいんです。


そうやって、

長年稽古を積み重ねていくうちに、

例えば、硬さなんかが自然にとれていったり、

緩急や落ち着きが出たり、

風格のようなものが出てきたり、

10年は10年なりに、

20年は20年なりに、

30年は30年なりに、

身に付いたものが表れて、

それなりの味が出てくる、

そういうものなんですよ。



そのままでいいから、

コツコツと、長く、稽古を続けておやりなさい。


大変結構でした。」



(大先生語録)
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by so-kuu | 2012-08-22 14:11 | 点前 | Comments(0)

吊釜(鎖・鉉・鐶)の扱い

釜を外す時、かける時の手順

外す時
・釜の蓋をしめる
・左手で鉉(つる)と鎖の鈎(かぎ)を一緒に握りこむ(手は下から)
・右手で、鎖の先を外し、釜の高さを少し上げる
・両手で鉉を持ち、釜を外す
・釜敷にのせて
・鎖のもう少し上げる、と共に、鈎の向き(自分に向いている)を上座(床の間)に向けておく
・釜を定所にずらす
・鉉から鐶(かん)を、左右の順で外す
・鐶を釜に預ける
・鉉を釜の勝手付に置く
・鐶を、鉉の間に置く

釜をかける時
(上記の逆順)

以上
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by so-kuu | 2012-04-16 22:59 | 点前 | Comments(0)

羽箒を 取らば 構えて 一呼吸 (炉の炭手前)

 
 
***

羽箒を 取らば 構へて 一呼吸

***


炉の炭手前では、羽で炉縁を清める所作が3回あり。

その際、亭主が羽箒を持つことが、客が炉辺に寄ったり客座に戻ったりする合図、という約束になっている。

だから。

羽箒を右手で取ったら、左手を添えて構えて、そこで一呼吸間を作って差し上げる。

客が動くきっかけを、無言にしてわかりやすく、作って差し上げる。


主客一致・一座建立のための所作は美しいな。


(追記:あまり、かっこつけたりせず、自然と主客が通じ合うのが一番なのだけど)
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by so-kuu | 2010-01-21 23:16 | 点前 | Comments(0)

柄杓の扱い (台子・長板・皆具などにて)

 
 
杓立てにかざってある柄杓の扱い:

柄杓は「差し通し」のものを使うこと(正式・古式)

コース取りがちょとムズい

・柄杓からとってくるとき

1 杓立から柄杓を抜きとり
2 杓立て右脇を通り
3 茶碗と茶筅の間を通って
4 膝上にて構えなおす

* 戻すときは逆コース


注:柄杓を杓立に抜き差しする時は、右脇から。(火箸は向こう正面から)
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by so-kuu | 2009-11-12 12:55 | 点前 | Comments(0)

炉 長板・皆具

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(画像wwwより)

 
炉開きの日の、稽古場の取り合わせは、長板に祥瑞皆具だった。

台子ほどかしこまってないけれど、
その流れを汲む道具組みは、キリッとしてるなあ。
“茶人の正月”に相応しいこと。


点前の注意事項:

・「座り火箸に、立ち火箸」
*火箸の扱い(持ち方手順)は別項にて

・道具の置き合わせは中央(炉縁近くに流さない)
・構えは「外角狙い」
…これらは、長板が台子の流れを汲むものであるゆえ。わび茶以前の古式の点前法とか

・柄杓の扱いに注意(杓立から取ってくるコース・杓立に戻すコース)
・柄杓を炉縁わきの蓋置に引くことはない

(以上、備忘録)
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by so-kuu | 2009-11-12 12:40 | 点前 | Comments(0)

重ね茶碗

重ね茶碗


薄茶席で、茶碗を2つ重ねて持ち出す点前

ちょっとくだけた感じの点前だな


下の茶碗は平たく大きめのものに、上に乗せる茶碗は小さめで据わりのよいものを


茶碗の仮置き場所と手順がポイントかな

特に仕舞いの茶碗を清めたり置き合わせたりする時に注意


(詳細は、また気が向いたら書こう)
 
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by so-kuu | 2009-06-19 08:02 | 点前 | Comments(0)