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カテゴリ:茶道具( 161 )

京都市文化博物館 「日本の表装」

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京都市文化博物館へ

「日本の表装」展

表具にスポットライトを当てた珍しい良企画

本紙そのものを尊ぶことはもちろん

表装はいわば所有者の思い

すき=数寄ということ

実に楽しかった

図録も読み応えあり


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by so-kuu | 2017-01-20 21:07 | 茶道具 | Comments(0)

伊藤組紐店 茶入の緒の色合わせ

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伊藤組紐店へ

真塗棗の袋を仕立てたので

その緒の色合わせに

片身替の袋なので
そのどちらの色ともぶつからない
糸を選ぶ

金茶系の色がよいのだけれど
似たような色の糸が沢山あるもので
ひとつひとつ
袋に当ててみて
微妙な違いを感じつつ
結局
袋より色がやや濃い目のもの(そのほうが締まると感じる)
袋と色のトーンが近いもの(緒が浮かないこと)
彩度のやや低い色調のもの(草の茶の湯に使いたい渋い好みに)
を選び
見本として糸を買った

追って
糸を緒にしてもらい
またすがり糸も求める予定




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by so-kuu | 2017-01-20 21:06 | 茶道具 | Comments(0)

京都国立近代美術館 「茶碗の中の宇宙 楽家一子相伝の芸術」 大黒 いさらい

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黒楽茶碗 銘 大黒 が出る!

というんで

関西へ
茶数寄の旅

新幹線京都駅から
まっすぐに岡崎へ


京都国立近代美術館 「茶碗の中の宇宙 楽家一子相伝の芸術」


最初の部屋には、いわゆる長次郎の作が並ぶ

有名どころや
展覧会でよく見かける
何度も観たものもある

けれど
これはもうみた
知ってる、これはどこそこの美術館所蔵ね
なんて言っているのは
頭だ

頭など空にして
眼だけで向き合わないと
モノは見えまい


はじめにみたのは


◎二彩獅子像 長次郎作

まじまじと
よーくみてみると

いいなあ
活き活きとして
躍動してる

一見荒々しいようでいて
実に念入りで
ぬるい所がなく
お上手だ

また
色味
肌合い
土そのもののようでいて
工芸的でもあり

これを見て

こんな感じで
茶碗作ったら
面白いかも?

コレ作った人に、今考えてるオリジナル茶碗、作ってもらいたいな

宗易さんが思ったとして
なんだか納得がいくかも
そんな気もした



◎黒楽茶碗 銘 大黒 長次郎作

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素直なナリ
口は一文字 やや傾きあり わずかに内抱え
口の厚みに変化有 薄いところは結構薄い
胴はわずかに丸みを帯び
腰の下 高台へ向けても 丸みあり
高台は 特に小さいわけでもなく 自然に器形を受け止めている

コロは
大きくはない
小さい、というのでもない
器形の外側は丸みあり
内側の腰から見込みへは、同様の丸みではなく、腰から折れて真っ直ぐに擂鉢状に底へ向かう
底部は丸みあり、茶溜りなどなく、広々としている
見込み、底には、箆の跡などはないようだ (「萬代屋黒」などと同じく)
 
→客は、茶を飲む時、顔を近づけると、視界が遮られ、ただの真っ暗な世界に浸るような気持ちになるのかもしれない
 *茶碗の見込みは茶碗の見所の中でもとても大きなもの その意味がわからないひとは茶人ではないだろう
 *特に、楽茶碗の見込みには、利休さんの思いも込められているだろう、と僕は感じる

器形の外側と内側のラインが違う、ということは、腰から底にかけての部分に厚みがある、ということ
この厚みが、重み・安定感・茶の熱の程よい伝わり、といった、使い心地になるんだろう

 →これは、偶然の産物か?狙って作った・作らせたか?は別として、初期楽茶碗の特色ではないだろうか?
 →千宗易(与次郎・利休)の趣味や嗜好・志向が伺えるようでもある

 *このあたり、赤楽「無一物」でも同じだろうと思う (詳しくは別記事にて

グアイは
見込みについては前述
外側の肌合いについて
かせた茶褐色と
やや艶のある漆黒と
半々くらい

一般に
釉薬が煮えた泡が弾けたのか
あばたのような丸い穴がひとつあって
それを正面として紹介されることが多いようだ
その正面の左側に、斜めの小さな長方形、いわゆるヤットコ痕がある
その辺はかせた茶褐色
しかし
それ以外の半周は黒々としてやや艶もある
肌は滑らか
特段の景色もない
静かな姿

それから
口縁の釉薬について
あばた丸のすこし左のところ
口辺の釉薬が厚く
少しなだれ落ちている
それが目に付く
景色と喜ぶ人もしるだろう
僕には
ちょっとうるさい

逆に
反対側
口が薄くて
釉薬がツヤ黒の部分は
すんなり
特段の景色はない

さて
ここまでは
基本眼で
形 ナリ
頃 コロ
具合 グアイ

***

ここから
ちょと
心と頭とを使って
ちょと書く

「大黒」の正面をどことするか?

にも、諸説あってよい
と思う

亭主次第でどこでもよい
と感じる

僕ならば
あばたの丸穴を左斜めに持ってきて
正面左手半分がカセた茶褐色の肌
正面右手半分がやや艶めいた漆黒
という
いわゆる片身替わり
として使いたい

本勝手の茶席では
客付から見ると
何の景色もない
ただのツヤ黒茶碗
手にとって鑑賞する際に
初めて変化や様々の景色に出会える
そういうのも面白い
と感じる

一般的らしい
あばた丸を正面とすると
黒楽茶碗の代表格とも言われる「大黒」は
ずいぶんと変化のある
ずいぶんと雄弁な茶碗だ

それは宗易好みだろうか?
利休の風はそんなにうるさいかなあ?

まあ
これは
判らない
その時にタイムスリップして
利休がどんな茶の湯をしていたか?
を実際にみてみないと

それが出来ないので
僕は利休の茶の湯を想像してみるしかない

その上で

また
僕自身の茶の湯
ということを実践してみて
考えてみて

僕は僕として
一茶人としての眼を持ち心を持って

僕は僕の茶の湯を歩んでいくしかないな

***


閑話休題


大黒

どう思う?

楽茶碗の代表作か?

頭を使えば
そうなのかも知れない
長次郎作の
宗易形茶碗の
一典型
ということで

でも
以外と五月蝿いのが気になった

僕として
とても惹かれたか?
というと
そうでもない

何度もみてみた
けれど
何度でもみてみたい
とも思わなかった
理由は
わからない

それでいい
と思う


★黒楽茶碗 銘 いさらい 田中宗慶作

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いいなあ

とても惹かれた

大黒よりも、いさらい

どうしてだろう?

わからない

いや

ちょっとわかる

それは
また
別に書いてみよう



展覧会のその他の茶碗については
別に書き留めておこうか



























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by so-kuu | 2017-01-20 20:30 | 茶道具 | Comments(0)

永青文庫 「千利休と武将茶人-茶入を中心に」2016年春季展示

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永青文庫
2016年春季展示

「千利休と武将茶人-茶入を中心に」


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by so-kuu | 2016-05-01 22:39 | 茶道具 | Comments(0)

季夏の茶の湯 根津美術館 (「江戸のダンディズム」展) 釣舟花入 信楽茶碗「水の子」 など

根津美術館を訪ねた

「江戸のダンディズム」展はそこそこに

2階の茶の湯道具を観る

今回は「季夏の茶の湯」と題しつつ
水にまつわるものを取り合わせていた


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待合掛は冷泉為恭の滝図画賛(水引に云々)
本席の掛物は酒井抱一の七夕画賛(かささぎ云々)
(画賛に画賛、でカブっているような)

風炉釜は切合せ
釜・風炉ともに鐶付が大きい
真形釜の肌に鷺文(よく見えなかった)

水指は青磁の手桶形
胴と底近くの箍は茶色
肥前の産だとか

濃茶の
茶入は利休瀬戸「一夜」
ひとすじ流れ落ちる釉が白っぽい
主茶碗は高麗
玉子手の「小倉」
乳白色の釉肌に、一部青白い変化あり
その辺りを七夕の夜の風情に重ねたいか
(青磁の水指の前では引き立たないかも)

薄茶の
茶器は桐竹蒔絵棗
主茶碗は刷毛目
ただし刷毛目がまわるのは内側のみ
外側が灰色の無地なのは珍しいかも

茶杓は
「薄暮」 藤村庸軒作
全体に濃い色の煤竹で
すんなりスラリとした丸櫂先
節まわりもプレーン
特に節下の細さが特徴か
切止は三七、脇を僅かに面取りか
節刳りごくわずかでほぼ直腰なのは
ポスト遠州の作行きと言えるか
瀟洒な一本

香合は琴の形
織部釉(かなり黄色い手)の蓋置は糸巻形


他に

◎釣舟花入

東南アジア産の砂張製
名物の釣舟花入より、ずいぶん小振り
僕には、その小振りな感じが好ましく思われる


○尻覆茶入 「青山」

ふっくら安定した形
大きくも小さくもない
薬がツルツルでなくわりとマットなのがいいかも

◎信楽茶碗 「水の子」

利休所持とも伝わる名物茶碗
信楽の緋色の土にガラス状の白い点が映える
それを水の子と呼んだのだろう

夏に筒茶碗?
などと言う人は
昨今のお稽古茶道の知識に偏った
ドグマ(教条主義)に囚われている
茶の湯創成期の茶人たちの自由な創意の茶の湯を知らない人だろう
堀内宗心宗匠が、以前、
「ほととぎず」と銘のついた筒茶碗を紹介し、
昔は今より自由に道具を使っていた事を語っておられたのを思い出した



「江戸のダンディズム」展

最近、「刀剣乱舞」の影響で
刀剣観賞が注目されてもいる

美しい刀は美しいものだ

ところで、
僕は刀は毎週振っている

振ってみれば、
長年かけて勉強してみれば、
刀というものが、ものを(人を)斬るために、攻めるため、守るために、よーく出来た武器であることがよく解かる

僕にとっては刀は使う道具で
美術品としての観賞には深入りしないようにしている

今回の展覧会では
刀そのもの
に加えて
鍔・拵・三所物などの刀装具
印籠や根付など
美術工芸品としての展覧

工芸品である以上
手の込んだものが尊ばれる


江戸時代は、よっぽど暇だったんだなー

と感じられた

刀で戦う事がないからこそ
贅をこらした工芸品になる

江戸も時代が下れば下る程
贅沢・豪華・華麗な作品が生まれる

で、幕末になると、
動乱の中で、再び、実用品としての刀が出てくるんだろう

と言う訳で
僕はあまり派手な刀・拵・刀装具を好まない
刀身のかなりの部分に透かし彫り、なんてのもちょっと頂けない

明智拵
あるいは
歴戦の武将である細川三斎公が自ら工夫・考案したとされる
肥後拵(初期のものに限る)
あたりが好感が持てる

鍔は
実用として
少し小振りなのが使いやすい
雲か雲板のデザインで好みたい
と思っている


(備忘録)











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by so-kuu | 2015-07-21 23:41 | 茶道具 | Comments(0)

茶道資料館  茶の湯の名碗 茶数寄の旅 京阪神 2014 冬

茶道資料館を訪ねた

「茶の湯の名碗」展

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これを茶数寄美術館巡りの最後にして正解だった

名碗が多種多様
見応え十分


お茶碗と対峙して
感じたことを
図録のページに書き込みながら
じっくりと観た

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詳細追って

(つづく)







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by so-kuu | 2014-12-26 22:15 | 茶道具 | Comments(0)

楽美術館 樂家五代宗入と尾形乾山 茶数寄の旅 京阪神 2014 冬

茶数寄の旅 京阪神 2014 冬

楽美術館を訪ねた

「樂家五代宗入と尾形乾山 元禄を駆け抜けた雁金屋の従兄弟ども 宗入誕生三五○年」展

僕はたとえばのんこうより宗入が好きだ
なので楽しみに観に行った

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詳細追って

(つづく)







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by so-kuu | 2014-12-26 22:10 | 茶道具 | Comments(0)

古田織部美術館 古田織部と京・堺の茶人たち 茶数寄の旅 京阪神 2014 冬

一旦宿に戻ってから
地下鉄とバスを乗り継いで

古田織部美術館を訪ねた

ここは夜まで開いているのが有難い
けれど
おかげで着くころには真っ暗
鷹峯の月が明るかった

「古田織部と京・堺の茶人たち」展

他の美術館などではあまり取り上げられない

堺・京の町衆茶人の品を集めていて興味深く観た


とりわけ印象に残ったのは

伝山上宗二作の茶杓だ

これ、宗二が作ったのかな?

利休さんの茶杓以上にすんなり

丸い櫂先は衒いがなくてまさしく円満

素晴らしい茶杓と感じ入った


他にも
優品なり
また
珍品あり
面白い展示だった


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by so-kuu | 2014-12-24 22:50 | 茶道具 | Comments(0)

大西清右衛門美術館 十代浄雪と奥平了保 茶数寄の旅 京阪神 2014 冬

東山方面から一旦宿に戻って
熱いお茶を飲んでから

三条通釜座の
大西清右衛門美術館を訪ねる

「十代浄雪と奥平了保」を観に

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詳細追って

(つづく)








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by so-kuu | 2014-12-24 22:40 | 茶道具 | Comments(0)

野村美術館  大名道具の世界 -茶の湯と能楽- 茶数寄の旅 京阪神 2014 冬

野村美術館を訪ねた

「大名道具の世界 -茶の湯と能楽-」

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詳細追って

(つづく)


















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by so-kuu | 2014-12-24 22:30 | 茶道具 | Comments(0)