茶事をした
蓮月尼の歌と
裏鏊釜にて
往く春を想い
炉の名残を惜しむ
灰と炭に拘って
火相・湯相を楽しむ
飯が主役の懐石
相手役は汁
菜と肴は質素に
ただし、一汁三菜+預鉢+強肴という定法に添って
お招き・おもてなしの茶事ではなく
茶事の進行のそこここに
ワークショップ的手法を取り入れて
主客共に茶事の楽しみを深める
・席入り直前の「炉中整え」(灰と炭、水釜)をあえてお客さまに公開
・初炭は詰客さまに
・後炭は正客さまに
・飯炊きをあえて席中、お客さまの目の前で
茶事をするもの同士が集って
茶事をする
当日も
終わってからも
ああだこうだ言い合って
愉しいこと