「江戸のダンディズム」展 根津美術館 (刀は美術品か?武器か? 僕の刀剣好み)

根津美術館で

「江戸のダンディズム」展をみた

(本当は2階の「季夏の茶の湯」が目当てだったのだけれど)


「刀剣乱舞」の影響で
刀剣観賞がにわかに注目をあつめたようだけれど

実際
美しい刀は美しいものだ

ところで
僕は刀をよく振っている

振ってみれば、
長年かけて武道を修練してみれば、
刀というものが、ものを(人を)斬るために、攻めるため、守るために、よーく出来た武器であることが実感出来る

そんな僕にとっては
刀はまず使う道具で
その美しさは知っているけれど
美術品としての刀剣観賞にはあえて深入りしないようにしてきた

今回の展覧会は
刀そのもの
に加えて
鍔・拵・三所物などの刀装具
印籠や根付など
江戸期の美術工芸品を展示

工芸品である以上
手の込んだものが尊ばれるようだ


江戸時代の武士はよっぽど暇だったんだなー

と感じたことだ

刀で戦う事がないからこそ
刀を贅をこらした工芸品にするんだろう

身分・格式を示すんだか何だか知らないけれど
江戸も時代が下れば下る程
贅沢・豪華・華麗な“作品”が生まれる

で、幕末になると、
動乱の中で、再び、実用品としての刀が出てくるんだろう

と言う訳で
僕はあまり派手な刀・拵・刀装具を好まない
刀身のかなりの部分に透かし彫り、なんてのもちょっと頂けない

僕にとって刀は作品でなく道具でいい
自分の(文字通り)身の丈に合った、使いやすい刀を選び、あえて質素な渋い拵にしたいと思う

明智拵
あるいは
歴戦の武将である細川三斎公が自ら工夫・考案したとされる
肥後拵(初期のものに限る)
あたりに好感が持てる

鍔は
実用として
少し小振りなのが僕には使いやすい
雲か雲板のデザインで好みたい
と思っている


(ふと思ったことメモ)






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by so-kuu | 2015-07-21 22:49 | 茶剣禅一如 | Comments(0)
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