「時鳥」 片桐石州作 共筒 (茶杓拝見記)

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○竹茶杓 銘 時鳥 片桐石州作 共筒 17C

5月の根津美術館、「初夏の茶の湯」展示に
初風炉にはうってつけのホトトギスの茶杓が出ていた

どこがどうほととぎすなのか?
石州の命銘の意図は定かでないけれど

胡麻竹で染みもでている凝った竹材は、ポスト遠州な感じか
削りはいたってシンプル
櫂先がやや膨らんだ感じで
あとはスッとしている
(多分)枝痕のない順樋で
浅樋

特に
節裏の繰りのラインが控えめで自然なのが、上品でいいな

あざとくない、って大事だと思う
(茶杓自作の際には心しておきたい)

節下は石州約束の方形か?
やや蒲鉾形に丸みを帯びているようにも見えるが
切止を見た限りでは細くて薄いのでよくわからない

(やっぱり茶杓は実物を手にとってみたいところだ)

さて
石州の茶杓なら、桑山宗仙ゆずりの、
実竹一本樋の、さっぱり清々した感じのが、
僕は好きかな





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by so-kuu | 2014-05-18 22:59 | 茶道具 | Comments(0)
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