夏近き日陰に椿散りぬるを・・・ (マイ歳時記 穀雨2014)


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夏近き日陰に椿散りぬるを 

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今日もよく晴れて

夏日になりそうな気配


こうなると

半袖を出してみたり

薄手のシャツがきもちいい


また

いわゆる茶の湯の世界では

初風炉が待たれる頃だ


道具の入れ替えをしようか、とか

風炉の灰形はどうしようか、とか

炉を閉じなくちゃ、とか


ただ

僕の場合

特に今年は

なぜかしら

“炉の名残を惜しむ”気持

がとてもしみじみと感じられる


僕はこれまで

晩秋から初冬にかけて

風炉の名残を楽しんで

炉開きをなるべく遅くしたい

と考えてきた

一方の初風炉は

わりと簡単に、すぐに風炉を出すことばかり考えていた

今となってはそんな風に感じられる


夏が長くなり春と秋が短くなった昨今では

立夏のずいぶん前でも

今日のように気温が上がってくると

炉辺はやや暑苦しいかもしれない


それでも

今年は

もう少し炉の茶の湯を楽しみたい

そんな気分だ


そんな朝


いつもの道の椿がキレイだ

門の脇に立つ大きな木は

晴れた日にはより暗い木陰を作っていて

その中にある赤が一層深く見える

そして

その最後の花たちより多く

地面に沢山の赤が落ちている

それをみている


・・・いろはにほへとちりぬるを・・・


ああ

夏が来る


冬も春も去ってゆくのだ


爽やかな朝に

そんなことを思いながら


歩いていく







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by so-kuu | 2014-04-25 07:40 | 自然ということ | Comments(0)
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