茶数寄の旅 京阪神 2014春 大徳寺・玉林院 南明堂
茶数寄の旅 京阪神 2014春 大徳寺・玉林院(洞雲庵、蓑庵、霞床席、南明堂)
大徳寺山内の塔頭のひとつ
玉林院を訪ねる
方丈の裏に、
鴻池家の祖堂、南明堂があり、
その脇に茶室を配する
一つは、小間「蓑庵」
もうひとつは、広間「霞床席」
いずれも表千家七代、如心斎宗匠の好みによる
さらにもう一つ、広間の「洞雲庵」
これは、表千家十三代、即中斎宗匠によるとか
・南明堂
大阪の豪商、鴻池家の先祖(山中鹿之介など)の位牌堂として立てられた、とか
たしかに、仏壇の塗りとか、青貝とか、地味ながらすごい
また
それら建築群を結ぶ外の濡れ縁がまた良
楽家が焼いた瓦を使っているとか
テラコッタのような赤茶色の瓦を斜め向きで敷き詰めている
現代の茶室のエクステリアとしても面白いかも