洗心 (今度 生まれる ときは)

掃除に精を出す


詩の一篇をくちずさむ


***


どっぷり 汚れた 雑巾 片手
掘ったて小屋の窓ガラス 拭き終われば

果て知らず 空晴れて
春待たず 咲き狂うかよ ラッパ水仙
樹々の根っこ 噛みちらす
瓜坊の森 近く
立ち小便しながら 呟く

  今度 生まれる ときは
  雑巾に
  瑠璃色の 雑巾に なろう

  使えば 使うほど
  今日の空に 近づく
  瑠璃色の 雑巾に なろう  

  おのれを 汚して 窓ガラスを
  台所を 便所を 拭きあげよう
  また 差別を 戦争を 拭きとばそう

  もし 世界が あるならば
  その 片隅から 磨くとしよう
  もし 永遠が あるならば
  いつもの 一瞬を 輝かすとしよう

冬至過ぎて 十日あまり
母なる太陽 ギン ギン

不意を打つ 北の突風
森の枯葉を 吹きちらせば

まぶしい 真昼の光 背なに
赤茶けた 翼 きらり
舞い降りてくる 迫ってくる
あれは 鷹 それとも天狗 もしかするとUFO?

大地へ沈む 影 追えば
アリャリャ たなごころへ 沈む
赤茶けた 小楢の枯葉

  太陽コロナの 花園に住み
  果て知らず 虹の根っこ 噛みちらし
  人は呟く

    今度 生まれる ときは


・・・「今度 生まれる ときは」 ななお さかき(ナナオサカキ)


***



・・・洗心・・・



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(参考画像。WWWより。)
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by so-kuu | 2014-01-05 22:52 | 茶禅一味 | Comments(0)
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