映画『利休にたずねよ』を観た
いろいろなエピソードが並べられて
それが田中与四郎宗易という人を伝説の茶人・千利休にしていく
という、いわゆるいつもの感じ
資料にみられるものもあり
そうでないだろうものもあり
趣向、趣向のオンパレード
茶の湯というのは小洒落た趣向をこらすもの
という一般のイメージや茶道人の思い込みは更に広がっていこうか
かならずしも趣向など持ち込まずとも美しい茶の湯は出来るんだけれど
どうなんだろう?
そういう趣向ってのが
こうるさかったりしないかなあ?
どういうのは喜ばれて、また楽しくて
どういうのは小賢しくて、また野暮ったくて
どういうのは面白くて、またつまらないんだろう?
趣向趣向ということにちょっと嫌気がしている今の僕には
ちょっと上手にジャッジ出来ないことかもしれない