焼物 焦がさない、目の前で焼く

焼物

茶懐石においては

一汁二菜の他のもので
一汁三菜の最後の品だ

古くは
特別な茶事にしか出さなかった、とも言う

個人的には、出したり、出さなかったり、茶事によって使い分けたい


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焼物と言えば、

思いだすのは・・・

マイ初陣茶事

この焼きもの

をバッチリ焦がしてしまった!

予備を用意しておいたので、
改めて焼き直してお出ししたのだが、
お客様をずいぶん待たせてしまった

で、また、その焼物ってのが、
生麩田楽
だったもんで、
お客様には
“さんざん待った揚句が、麩~ですか~?(f^_^;)”
という感じだっただろう

アワビの椀盛のあと、
焼き物をあえて軽い品にしたのだから、サラリとお出ししたかった

忘れられない思い出だ

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大変勉強になったんだけれど

その後も

ちょいちょい

焼き物を焦がす


どうしてか?

考えてみると、

一つには、
煮物椀との同時進行だから
椀盛は、懐石のメインディッシュで、また手もかかる
(椀種、あしらい、吸口、出汁と手間が多い)
で、ついつい、焼物の具合を忘れてしまいがち

そして、もうひとつあるかも
というのは
気付けば、
焦がすのは、いつも、「魚焼きグリル」を使った時だ

マイ初陣茶事でも、我が家のキッチンでも、
焦がした時は、キッチンのガス台内蔵型のいわゆる「魚焼きグリル」だった

魚が見えていないから、焼け具合がわからないし、
煮物椀の仕上げでバタバタしていると、
焼物自体をを忘れてしまう時すらある
で、そのまま炊合せや和え物を用意し始めて、魚真っ黒、とか

こりゃまずい

茶事の際は台所でアラーム鳴らしたくないしなー

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なので、
やきもので失敗しないために、
「焼き網」を買った

単純なソリューションだけど
目に見えるところで焼けば、忘れないだろ?焦がさないだろ?
という訳である


その後、今のところ順調


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それから

我が家のガス台は3口だけれど
茶事の際には、3口でも忙しい

なので、
焼き物は、
別に七輪を用意して、そこで焼きたい、と思う

他の品の調理の邪魔にならないし、
炭火焼の方が美味しいし、
七輪に炭が熾っていると、
お茶用の下火の管理にも便利だし
(*但し、お茶用の炭に焼き物の脂・匂いが移るようでは困るけど)



以上、
失敗から学んだこと・アイディアなど、メモっておく
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by so-kuu | 2013-06-08 23:10 | 懐石 | Comments(0)
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