茶杓の「きまりどこ」 1 節まわり

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茶杓を削ってみる



気付くことがある



いろいろあるけど

例えば、節


中節だとか
上がり節・下がり節だとか

蟻腰だとか
直腰だとか

いろいろ言うけれど

そういう次元の前に


大きな竹片から
茶杓の長さ・太さ(細さ)に削り詰めていく、その途中で

節下・節上を、それぞれ削っていく、その途中で

節のところが、固くて、削りにくい


その節こそが、茶杓のきまりどこ、のひとつなんだろう


いかにも初心者らしいのは

節のところだけが微妙に太くなってしまっている茶杓

(特に、茶杓を手なりにもって上から見る向きでの話)


節は上下に比べ硬くて削りにくく
逆に
節の上下は節と比べて柔らかいものだからつい削り過ぎてしまう
結果として節くれだった形になりやすい


それは、ある意味、自然かもしれない

けれども

よーくみてごらん


それは美しいか?

美しいと思うひとは、そういう茶杓を削ればいい、と思うから、話ここまで





僕個人は、それは、美しくない、と思う


だから

節まわりこそが、茶杓のきまりどこ、のひとつなんだろう

と思う


茶杓を削るなら

おっとりから、節を経て、櫂、櫂先、露、と伸びるライン

茶杓全体の仕上がりの姿をしっかりイメージして

その全体のラインがいかにあったら、この竹が美しいか?

をしっかりイメージして

節をしっかり削ること

それが大事だ

と僕は感じる


節まわりが決まっていると、いいな、と思う

節まわりがぬるいのはイヤだな、僕なら


もちろん

茶杓のきまりどこ、は節だけではない

その他についてはまたの機会に書きとめておこうかな・・・
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by so-kuu | 2013-02-18 22:22 | 茶道具 | Comments(0)
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