徳川美術館 「徳川将軍の御成」 4 諸大名家への御成

徳川美術館 「徳川将軍の御成」 4

諸大名家への御成





◎虚堂智愚墨蹟 「送僧偈」 南宋 13c
紀伊徳川家伝来


☆古天明責紐釜
徳川家康所用・紀伊徳川家伝来 大名物 室町 16c

大振り
ナリ・フォルムがすばらしい
ややひらいた十王口
わずかな立ち上がりに、責紐鐶付が取りつく
ツマミは松ぼっくり
肩の曲線が美しい

△唐物箆目肩衝茶入
紀伊徳川家伝来 大名物 南宋-元 13-14c

斜めに箆目がはしる
あこだ形の祖形、という説もあるとか?


◎+肩衝茶入 銘 勢高
徳川将軍家伝来 大名物 南宋 13c

マットな黒っぽい暗茶色
艶なし
やすりのような質感

津田宗及によれば、
元来は変化のある釉の景色が見ものだった、とか
それが本能寺の変で火を受けて、景色が消え、黒っぽくなったんだ、とか

これまで、写真で見る限り、あまり好きでなかった
実物を観てみると、なかなかどうして、いいものだなあ、と感じた



○洞庭秋月図 玉澗筆
加賀前田家伝来 南宋 13c 


*唐物肩衝茶入 銘 富士
加賀前田家伝来 南宋 13c
展示期間ちがい拝見できず

*茶杓 千利休作
加賀前田家伝来 桃山 16c
展示期間ちがい拝見できず


・青磁袴腰香炉 銘 東福寺
仙台伊達家伝来 南宋-元 13-14c

足長ーい


◎唐物肩衝茶入 銘 山井
仙台伊達家伝来 大名物 南宋-元 13-14c

黒い
「師匠坊」系のナリ(やや細く、やや背が高い)


☆唐物肩衝茶入 銘 師匠坊
小浜酒井家伝来 大名物 明 15c

やっぱりいいな
大好きだ

このブース付近を見回すと、
名物茶入れが5個も6個も目に入る!
小さな美術館なら、その中の一つを目玉に展覧会をしそうなものを、
どんどんどんどんどーん!と並べる、ってのが徳川美術館か

山井
勢高
と見て、
それぞれいいなあ、と感じ入っていると、
その奥に、あるではないか
出光美術館にあるはずの「師匠坊」が
そうか、貸出展示で出張して来てたのか

そうした数ある名器と見比べても、
僕にとっては、やっぱり、いいなあ、師匠坊

しっとりと落ち着いた存在感を示して、
いや、ただ、黙って、しずかに、そこにあった


◎灰被天目 銘 秋葉
仙台伊達家伝来 名物 南宋 13c

焦茶の土肌の上に
黒釉がかかり
釉切れの裾にわずかに明白茶色の釉も見える
“わび天目”って感じで好し


△染付雲堂手茶碗 銘 紀三井寺
名物 明 16c

大きい
厚い

利休が茶碗として取り上げた、という話もある
けれど、
僕個人としては、茶碗によい、とは思わないなあ
どうだろうか?
実際に使ってみて、茶を点てるのによい、茶を飲むのによい、ナニカがあるのだろうか?
[PR]
by so-kuu | 2012-12-26 21:15 | 茶道具 | Comments(0)
<< 徳川美術館 「徳川将軍の御成」... 徳川美術館 「徳川将軍の御成」... >>