「ほっ」と。キャンペーン

憶昔 (亀屋陸奥)

大徳寺納豆が好きで、
大徳寺納豆を使った和菓子があると、
チェックしてみる・・・

---

「憶昔」

b0044754_12574251.jpg



亀屋陸奥さんのWEBサイトによると・・・

「本願寺境内の滴翠園・滄浪池(てきすいえん・そうろうち)に臨んで建つ楼閣、 国宝 飛雲閣 (ひうんかく)。
とりわけ茶室「憶昔」(いくじゃく)の間は、 利休の美の宇宙といってもよいでしょう。

その簡素な中にも重厚な趣を湛えた「憶昔」の間にちなんだのが、 当店の菓子「憶昔」(いくじゃく)です。
奥行きのある甘味と浜納豆の味わいが 優しく静かに広がります。

砂糖、白餡、米粉、和三盆、浜納豆、肉桂を混ぜて形作ったしっとりして柔らかな落雁です。
4個、9個、16個化粧箱入」

とある



食べてみると・・・

しんなり
というか
しんにゃり

大徳寺納豆(亀屋陸奥さんは、「大徳寺納豆でなく、うちは浜納豆を使っています」と拘っているが)は、まあ、そのとおり

とにかく、落雁地のシンニャリした印象が強く、
浜納豆とのハーモニー、とかそういう感じに至らない、と感じるのは僕だけかな?
砂糖、白餡、米粉、和三盆、浜納豆、肉桂、と原料も色々使っているけれど、全体のまとまりはイマイチの印象

それから、
大徳寺納豆と「浜納豆」には、ひとつ大きな違いがあるように感じる
それがこの菓子にも影響していると思う
(大徳寺納豆と浜納豆の違い、については、追って別ページにて)

(大徳寺納豆と落雁は合わない、と思っている僕だけれど、
大徳寺納豆と落雁がたまらなく好き!という方もいるだろうと思う
味の好みも、茶の湯も、人それぞれでいいんだな)


追記:

亀屋陸奥さんがWEBサイトでいう茶の湯観はユニーク

>「憶昔」(いくじゃく)の間は、 利休の美の宇宙
>簡素な中にも重厚な趣を湛えた「憶昔」の間

茶室に書院が付き、相伴席がつき、
上げ台目切りだけれど中柱はなく、
一方、床柱は、ゴツゴツと大きな南方の珍木

どこが利休の美?
どこが簡素?

大変賑やかな茶室、だろうと思う

利休の美、室町・安土・桃山の美とは遠くて

至って西本願寺さん的、江戸期的な趣味だと思うなあ

利休、利休、ということもなかろうに

(単に知識不足ならまだいいのだけれど)

亀屋陸奥さん
西本願寺の出入り菓子司
なので
同じく西本願寺お抱えの茶匠である、
藪の内流の茶の湯観に従っている、ということかな

藪内流は、昨今、利休との関係を強調したがるようにも感じられる

紹鴎からつながる古儀の茶、
古田織部にも通じる武家流の茶、
とうたっているのだったら、
利休顕彰は不要だろうに
[PR]
by so-kuu | 2012-11-28 12:52 | 菓子 | Comments(0)
<< 大内山えくぼ (千本玉寿軒) 如心納豆 (千歳屋菓舗) >>