不思議系着物男子と遭う (男子着物のきめどころ)

駅で、着物男子に遭遇した。

こげ茶系の着物と羽織で、改札を抜け、歩いていった。

すれ違いのパッと見で、アレッと感じた。

二度見して観察すると…


・帯が高くて子供の浴衣みたいだ

昨今では、ほとんどの男子がこれだ。
帯を腰骨の上でビシッと決め前下がり後ろ上がりに締めている男子に会う方が難しいかも。


・着物の下に襦袢を着ていないらしい

これも、まあ、最近よく見る。
洋装にたとえると、シャツの下にTシャツを着てない、というより、ジャケットの下にシャツを着ていない方に近い、と思う。
襟の汗染みも時間の問題?


・履物が、どうも…女物だぞ!?

さすがに、これは、初めて見た!
白い鼻緒はいい、
細い小判形の白い台なのだ
その台がやけに厚くて、
サイズがえらい細くて小さい
足よりはるかに小さく見えた
ちょっと見ただけでも感じた違和感の正体はたぶんコレ

これは、かなりのDQN

男子が洋装でおしゃれして、姉さんのヒールは履かないだろうに。
男子の着物には、まず雪駄。次は下駄の類。


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先日、何度か、男着物のきまりどこ男子の着物術について書いたけれど。

そういうこと以前の問題が、今や日本を覆いつつあるらしい。

もはや、日本人の日本文化、特に着物文化に関する知識も経験値も、外国人の日本文化に対するそれらと大して変わりないんだろうな。

上記3点だって、本人は全く変だと感じていないのだろうし。

もしからしたら、それらを見て何の違和感も感じない人が結構多いのかも知れない。

ひょっとすると、彼は、あのまま出かけた先で、
お!?キモノ?ビシッと決めて、カッコいいね!
なんて言われたりするのかも!?

それにしても

履物を見て、男物と女ものを見分けられない日本人がる、っていう事実は、日本人にとっての日本文化が、もはや、外国文化のように遠い存在になっている、ということの証なんだろう。


思えば、
決まってるな、かっこいいな、素敵だな、と思えるような着物男子には、滅多にお目にかかれない。

残念なことである。


僕は、どうだ!?

精進、精進。



(一通り書いてみて、つまらない話だなあ、と気付いた。あまりの驚きに、思わずメモったのでした。)
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by so-kuu | 2012-11-12 23:29 | 茶の湯のまえに | Comments(0)
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