茶碗と出会う

茶碗に目がとまる

「ととや 御茶碗」

とあるが写しものだろう

いつ頃、どこで、誰に焼かれたものだろうか

平というよりは、本手に近い

なにより小振りだ

旅持ちによさそうで

寂とした感じが気に入って

求めて帰る

家にもどって

ぬるま湯に付ける

釉は青白く

土肌は赤茶に

見込みの目跡は九つ

どこを正面にしようかな

何に景色をみようかな

乾漆の小服茶碗と

小さな平棗と

重ねて袋で包んで

利休形の茶箱に入れてみる

なんともピッタリ

はじめから茶箱用に好んだのか、というくらい

そしたら、袋を誂えよう

裂は何色のどんなのが添うかな?

名物ではないけれど

なり・ころ・ぐあい、そして、ほど

僕に楽しい

一碗との出会いだ
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by so-kuu | 2012-10-12 06:26 | 茶道具 | Comments(0)
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