自分の袴を踏んでしまって立てない (男子着物のきめどころ)

男子の着物術にもいろいろあるけれど。


茶席などで、特に気になるのが、

“自分の袴を踏んでいて、上手く立ち上がれない”

というもの。


(武道、例えば居合道では、座る前に袴を捌くし、立つ時右手が空いているので、対応しやすいけれど)

茶の湯では、立ち上がるときは、だいたい両手で茶道具を持っているので、実に危なっかしい。

なにより、実に、カッコわるい。


とはいえ、たまに、やっちゃうんだな、僕も。



防止法:


座った時点で、袴裾を捌いておく
居前を替えた時に、袴裾を捌いておく
特に、立ち上がる前の最後の居前の時点で、足のつま先に袴裾がないように、しっかり捌いておくこと

立つ際には、つま先を畳に沿って立てるだけにて、足を大きく(畳から足を浮かせて)踏み出さないこと
(足が畳から浮かなければ袴を踏むこともないはずなのだから)



着装や所作・居前がぬるいと、茶の湯もぬるく見え候。

何事にも、「きまりどこ」ってのがある。


気をつけよう、っと。









追記:

踏んでしまっていて、立ち上がる途中で引っかかり、上手く立てない、という実際の場合の対処法:

踏んでいる方の足をかすかに浮かして、ゆっくり立ち上がると、袴地がスルリと抜けて、立てます
(両方踏んでいたら、交互に)

サラリと、やり過ごしたいものです
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by so-kuu | 2012-10-10 12:47 | 茶人 | Comments(0)
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