月是月空是空 (中秋の名月2012)

今年の中秋の名月(旧暦八月十五日の月)は
新暦でいうところの9月30日

台風で見えないだろうと、前夜にお月見をした

ほぼ真ん丸のお月さまに
ムラムラと雲が流れかかっていた


村田珠光が言った(ということになっている)、

「月も雲間のなきは嫌にて候」

の言葉がふとよぎる

いやいやいや

そんな言葉はどうでもいい

月に雲がかからぬのはイヤ、だなんて、偏っちゃってるよ

(なんでもかんでも完全性を拒否する、
不完全の美を良しとするのが「侘び茶」の美学だ、
とかいう物言いも、偏っている、
と僕個人は感じている。)


いつの月も、その時その場所で、いま・ここ、に、美しいのだ


翌日、

台風は思いがけず、サラリと東京を過ぎた

ベッドに入ると窓がやけに明るい

隣のマンションからの明かりでもない


あ!


急いでベランダに出ると、


まん丸お月さま!

まるで鏡のように、それはそれはブライトな月光を地上に届けている

強風と雨が空気中の塵を払い去り、それはそれはクリアーな夜空



もう、なんだか

月が月!

空が空!

って感じ



「月是月空是空」



「月のくまなきはナンチャラカンチャラ」とか、

「中秋の名月」がどうした、とか、

そんなことはどうだっていい


自然は、自然だ!






追記:

次の日も、また次の日も

しばらくは、お月見の楽しい時がつづきます

そして、春夏秋冬、日に日に、夜ごと夜ごとに、

僕は、空をみあげ、月を眺め続けよう、っと
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by so-kuu | 2012-10-02 21:49 | 自然ということ | Comments(0)
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