十文字井戸(須弥) (井戸茶碗拝見記)

大井戸茶碗 銘 十文字(別名、須弥)。


稀代のひょうげもの、古田織部の茶碗だ。

銘の通り、一度十文字に割った大井戸茶碗を繋ぎ直したもの。

そこに、織部の豪放さ、大胆なアイディアをみる人も多いようだ。


僕には、それは、あまり重要ではない。

茶碗そのものから発せられるナニカが、僕をくすぐるか?

が問題。


で。

どうか?


因みに。
僕は、鳥の手羽先に、レモンを搾らない。
レモンが強くて、手羽先そのものの味がまぎれてしまうから。

女の子も、外見も内面も、作り込みの激しいタイプは好みじゃない。
素なところにこそ、グッとくる。


わざわざ割って作り直した、大きさ・形は?
まあよい。
でも、変更前が見たかったなあ。

肌合いは?
焼け爛れた感じ有。

手を加えずには、逸品たり得なかった茶碗なのかもしれないな。


古田織部の創意、作分は決してキライじゃない。
みんな、どんどんやれ、とそう思う。

でも。
この一椀に関しては。

面白い

けど、それがうるさい

そんな感じかな?


三井記念美術館にて拝見
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by so-kuu | 2009-06-08 12:11 | 茶道具 | Comments(0)
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